logbog 旅するように生きる

1993年生まれ。高校生で摂食障害発症。今も自分の心地よい生き方を模索しながら小規模多機能居宅介護施設で作業療法士してます。

通勤時間

1人暮らしの頃、私は職場と家が同じ敷地内にあった為、通勤時間徒歩1分という環境に暮らしていた。

実家に戻った私は晴れた日は自転車で20分くらい、雨の日は徒歩とバスで30分くらいかけて通勤している。

通勤時間が長いほど幸福度が下がると言うことがネットに書かれていたけれど、実家に戻って通勤時間がないことも良くない気がした。

以前、読んだ論文にはバスや電車通勤の人に比べて徒歩や自転車で通勤する人はストレスが少ないと言うような究結果も書かれていたから単純に通勤時間だけで幸福度が変わる訳ではないと思うけれど通勤時間が長い人が幸福度が下がる理由には通勤・帰宅ラッシュによる混雑でパーソナルスペースを確保できないストレスや遅延など自分ではコントロールできない状態に巻き込まれるストレスが挙げられていた。

高校の頃、私はそのラッシュのストレスであえてめちゃくちゃ早い電車に乗ってラッシュを避けたり、歩いて登校したりしていたからきっと同じように電車での通勤はストレスになると思う。

私が一人暮らしをしていた頃、通勤時間徒歩1分という環境はギリギリまで寝ていられたり家事をできることや仕事で疲れた時すぐに家に帰って休めるなどいいこともあった。
その反面、一人暮らしのころは仕事が終わって、「今日のあの対応はあれでよかったかな。」とか「もっといい方法があったかな」とか色々振り返ってる間もなく家に着き、家まで仕事の事を持ち帰って消化しきれないまま次の日を迎えていた。
ギリギリまで寝ていられるメリットから夜更かしも増えた。そうなると朝起きてすぐに仕事とという体も心も起き切っていない状況で仕事モードに切り替えるのにエネルギーを使った。

実家に戻って適度な距離が出来た事で色々と消化できる時間が出来たり、朝一番に体を動かすことで低血圧の私にとってはいい感じに体も起きてきて血圧も上がってきたり通勤時間の間に心の準備も仕事モードに切り替わり朝礼のときの心身の状態がすこぶるいい事に気づいた。
そして明日は何時に出るからこの時間に起きるからと意識が向き、夜もきちんと寝ようと生活リズムも整い始め、自分の身体を大事にするようになった。

その日の気分によってバスに変えて読書や好きな音楽を聴いて通勤したり自転車で爽快に通勤したり通勤に楽しみもできた。

初めは求めて職場と同じ敷地内に暮らすことを決めたから後悔もないしそれによってたくさんの経験もできたけど実家に戻り通勤ラッシュを避けた通勤方法での適度な通勤時間は私にとって必要な事に気づけた。