logbog 旅するように生きる

1993年生まれ。高校生で摂食障害発症。今も自分の心地よい生き方を模索しながら小規模多機能居宅介護施設で作業療法士してます。

赴くままに日帰り旅

私はよく旅に出ていて去年は月1回の頻度で旅に出ていた。

旅に行くから貧困なのだとみんなに笑われるけど私にとっては大事なリフレッシュ。

そんな節約旅の味方、青春18きっぷの季節がやって来た。

本当は1/8~10で希望休をとり岐阜と長野に行く予定だった。

けれど職場の人員が足りておらず間の9だけ出勤することになってしまった。

なので日帰りで行ける近間を探していると長野も日帰りで満喫できそうだと判明。

本当は10日の朝出発予定だったけれど
9日の夜、思いがけぬ予定が早く終わって

しかも、長野に行けると判明しテンションが上がり
終電の後どうしようとか考えずに好奇心に赴くままに電車に。
久々に都内の漫画喫茶で夜を過ごし始発で上諏訪へ。

中野駅を、4:30位に出発。
だんだんと夜が明ていく車窓を見ながら朝8:00には上諏訪に到着。

 

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上諏訪駅のホームに足湯が。

映画 君の名は。で出てくる景色が大好きで
私はずっと生で見てみたかった。

映画の舞台の1つ、立石公園からの諏訪湖を眺めたくて駅に着いてすぐ向かう。
初めから方向音痴炸裂で道がわからず道を聞こうと入ったカフェもいい感じ。

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ホットココアと本日のパイ(アップルパイ)


タクシーに乗ったら10分で着くと言われたけど歩いてみようと

RADWIMPS君の名は。のアルバムを聴きながら坂を登る。
寄り道してみたり雪踏んでみたり普通なら30分の道を1時間位かけて楽しんでいると
言葉に出来ない位に綺麗な景色が現れた。
地元の人は花火の時位しか来ないらしく本当に1人も人がいなかった。

おかげで最高な景色を1人で独占。とても幸せで涙がでそうだった。

1時間ほど満喫しこの寒さなら諏訪湖が凍っているのでは?と思い

おみわたりを期待しつつ下る。
残念ながらおみわたりは見えなかったけど、間欠泉が吹き上がるのをみたり
タケヤ味噌会館で豚汁食べて温まったり、かも追っかけたり
赴くまま諏訪湖をぶらぶらしてたら下諏訪に。
せっかくなので諏訪大社の下社春宮と秋宮へ行き青春18きっぷなのだから

電車に乗ろうと電車で上諏訪へ戻る。

温泉に行くつもりがやっぱり朝の立石公園が忘れられず
夕陽とのマッチング見たさにまた坂を登る。

自分の大好きな夕暮れ時の空と諏訪湖。いつまでも見ていられた。

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立石公園からの諏訪湖

ぼーっと見ているとこれからのこととかを考える

でも不思議と素直な言葉が沢山浮かんできて

私はヒトに話すことで思考が整理出来たりするので

そういう場を大事にしているし助けられているのだけれど

いかにいつもは周り意見を気にして無いようで気にして話しているのかが分かった。

これからも人に話す心地よさ、アウトプットの時間と

綺麗な景色を見ながら自分の素直な言葉に耳を傾ける時間の

両方を大事にできたらいいなと思った。


陽が沈んでくのを見ながらだんだんと明かりが灯っていく街へ下り温泉へ
片倉館という温泉の建物の雰囲気が良く、見た目で選んだけれど
後から調べると有名なところらしいことが分かった。

 

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片倉館

 

www.katakurakan.or.jp

初めて千人風呂というものにも入り1日外にいて冷えきった体の血管が広がる。

最高に気持ち良くて生きてることを実感した。

ノープランすぎて日帰りできなかったらどうしようとそわそわしつつも11時間滞在。
とても幸せな濃い1日を過ごせた。
これだから、旅には中毒性がある。今年もノープランの旅が多くなりそうだ。

計画性のある旅が好きな人もいるしいいところもあるけれど

ぜひ私はノープランの旅をお薦めしたい。