logbog 旅するように生きる

1993年生まれ。高校生で摂食障害発症。今も自分の心地よい生き方を模索しながら小規模多機能居宅介護施設で作業療法士してます。

こどもと話してて感動すること

今日の夜から広島に旅立つのに夜行バスを待つ間の時間で何か書きたいなぁと思ったので今日感動したことを書こうと思う。

私の職場は小規模多機能居宅介護という介護施設だけれど介護をしたくてこの施設を作ったわけではなく介護をツールにその町に暮らす人と一緒にみんながそこそこhappyに生活することを目指している。

なのでスタッフのhappyも大事にする。このGW中(それ以外も子供は出入りしてるけど)保育園が休みで子供がいても働けるように子連れ出勤でもOK。

今日はスタッフの子供の女の子で5才の子が朝から遊びに来ていた。いつもと違い今日は保育園に行くときにつける名札をつけていた。なんで名札をつけてるのか聞くと「だっておばあちゃん、おじいちゃんたちいつも名前聞くんだもん。こうしてれば私の名前わかるでしょ。」って親に言われた訳でもなく自分で考えてつけてきたらしい。

私は認知症という勉強をしてるわけでもない5才の子が自分でおばあちゃん、おじいちゃんと関わる中で考えて行動してることに感動した。

そしてそのお母さんと話していて感じたこと。
本当はその名札を持って帰るのは保育園のルール的にはダメで保育園に置いておくものらしい。なのでそのお母さんは今日、職場に来たときになんで名札を持って帰ってきたの!と怒ろうとしたらしい。
でもその理由を聞いて、怒る前に子供にもちゃんと理由があるんだ。それを聞かずに怒ろうとしていたと「はっ」とさせられたと言っていた。

私も子供だけでなく色んな人と関わっていて自分の価値観で決めつけてしまうことがあるけど気を付けようと改めて思った。

先日職場の本棚で見つけた
開幕!世界あたりまえ会議
という本でもいかに自分の価値観の中で生きているかをはっとさせられた。
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さて夜行バスが来たのでここで終わりにしよう。